米連邦預金保険公社（ ＦＤＩＣ）は24日、連邦預金保険の保護対象でない預金額について、一部米銀が不正確な報告を行っていたと明らかにした。そうした預金に厳しい監視の目がますます注がれる状況で、数十の金融機関が預金データを最近修正した。
Ｓ＆Ｐグローバル・マーケット・インテリジェンスの分析によると、米銀は規制・監督当局に提出する「コールレポート」で預金データを開示しているが、55の金融機関が最近数カ月のうちに数字を修正した。担保資産で保証されていたり、関連会社が保有していたりする保険対象外の一部預金を含めないケースもあったとＦＤＩＣは指摘した。
ＦＤＩＣはウェブサイトで公開した レターで、「担保の存在はそれ自体、連邦預金保険で保護される部分と無関係であり、その理由からこれは正しくない」と主張した。
Ｓ＆Ｐグローバルによれば、保険対象外預金のドルベースの修正額はバンク・オブ・アメリカ（ ＢｏｆＡ）、修正率は ハンチントン・バンクシェアーズが最も大きかった。
原題： FDIC Warns Banks Over Errors in Reporting Uninsured Deposits (1)（抜粋）
July 25, 2023 at 11:13AM
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米銀の保険対象外預金の開示ミス相次ぐ、55行が修正か－ＦＤＩＣ - ブルームバーグ
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