みずほ銀行は12日、知識や技術を仲介するマーケット運営を手掛ける ココナラと協業し、法人向け人材マッチングプラットフォームの開発などを行う合弁会社を設立すると 発表した。オンラインでの外部人材の紹介で、特に中小企業で深刻化する人手不足の解消を目指す。
発表によると、合弁会社は2024年１月末をめどに設立する。出資比率はココナラが51％、 みずほフィナンシャルグループの投資専門子会社、みずほイノベーション・フロンティアが49％。
ココナラのサービスをみずほ銀向けにカスタマイズし、同行の顧客に提供する。専門人材が不足している場合などに、適切な知識や技術を持つ人材をオンラインで探せるようになる。
協業の背景には、企業の間で人手不足が深刻化する現状がある。政府の 統計によると、生産活動を中心となって支える15から64歳の「生産年齢人口」は1995年をピークに減少しており、外部人材も含めた人的資本の活用は今後さらに重要になることが予想される。
同日の記者会見で、ココナラの鈴木歩社長は「ＩＴの力とみずほ銀の信頼と顧客基盤を掛け合わせて、今までにないサービスを提供していきたい」と話した。
September 12, 2023 at 03:03PM
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みずほ銀、スキル仲介運営のココナラと合弁設立－人手不足の解消狙う - ブルームバーグ
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