預金者がリターンのもっと高い分野に向かう中で、米商業銀行の借り入れ増加は、銀行が準備預金をさらに失うことに抵抗を感じていることを示唆していると、シティグループが指摘した。
米連邦準備制度のデータによると、大手銀行の借入額は6月と7月に減少したが、8月に700億ドル(約10兆3000億円)増と、9%膨らんだ。同時に、銀行の一般的な流動性供給元である連邦住宅貸付銀行(FHLB)制度で債務残高が1兆2490億ドルと、7月の1兆2450億ドルから増えた。
連邦準備制度が1年半前に利上げを開始し、より利回りの高い代替商品が出回るようになったことで、あらゆる規模の銀行で預金流出が起きている。流出のピークは、シリコンバレー銀行(SVB)など複数の金融機関が破綻した3月だった。混乱は収まったが、現金流出は続いている。銀行の準備預金は、米国債発行を通じた米政府の借り入れ増加からも圧力を受けている。
シティのストラテジスト、シュオ・リー、ジェーソン・ウィリアムズ両氏は大手銀の借り入れ拡大について、「足元の水準から準備預金がもっと減ることに抵抗がある」ことが示唆されているとリポートで指摘した。
原題: Big Bank Borrowing Rebound Seen as Sign of Alarm on Reserves(抜粋)
September 19, 2023 at 08:15AM
https://ift.tt/ObCQco6
米大手銀借り入れ再び増加、準備預金巡る警告サインか-預金流出 ... - ブルームバーグ
https://ift.tt/FIr3oMT
Mesir News Info
Israel News info
Taiwan News Info
Vietnam News and Info
Japan News and Info Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "米大手銀借り入れ再び増加、準備預金巡る警告サインか-預金流出 ... - ブルームバーグ"
Post a Comment