西尾邦明、小出大貴、江口英佑
ネット金融大手SBIホールディングス(HD)による新生銀行株の公開買い付け(TOB)が10日始まった。東京株式市場では、新生銀株に買い注文が殺到し、終値が値幅制限上限のストップ高水準の1740円で取引を終えた。新生銀を連結子会社化して企業価値を高める、とのSBIの提案に市場が一定の評価をした形だ。
新生銀の株を約20%保有するSBIは9日、TOBで保有比率を最大48%に引き上げて連結子会社化することをめざし、9日の終値1440円よりも38・9%高い2千円で買い受けることを株主に提案していた。
一夜明けた10日、新生銀株には買い注文が集中して値が付かない状態が続き、前日終値より300円(20・83%)上がって取引を終えた。SBI関係者は「提案している株価は株主にとってかなり魅力的。勝てると踏んでいる」と自信を見せる。SBIHDの株価も急騰し、前日比214円(7・63%)高の3020円で取引を終えた。
新生銀に公的資金を注入した国も、預金保険機構と整理回収機構を通じて約22%の株を持つが、現段階での売却には慎重とみられている。高値で新生銀を買った形になっている国は国民負担を生じさせないため、売却する際の株価水準を7500円程度としてきたからだ。
ある政府関係者は「提案は国…
September 10, 2021 at 07:00PM
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SBIの提案、市場が好感 新生銀株ストップ高 国は株売却に慎重 - 朝日新聞デジタル
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