インターネット金融大手のＳＢＩホールディングスは２４日、新生銀行に対して実施中の株式公開買い付け（ＴＯＢ）を巡り、１０月２５日までとしていたＴＯＢの期間を、条件付きで１１月２４日まで延長すると発表した。新生銀に、「株主総会を実務上、可能な限り最短で開催すること」などを求めている。
ＳＢＩは９月１０日からＴＯＢを開始した。保有比率を、現在の約２０％から最大４８％まで高めることを目指している。
これに対し新生銀は、１１月にも開催する臨時株主総会での承認を前提に、既存株主に新株予約権を無償で付与する買収防衛策の導入を決めている。ＳＢＩは、臨時株主総会で買収防衛策の導入が決まるかどうかを見極めて、ＴＯＢの継続または撤回を判断する。ＳＢＩは当初、「十分な期間を確保している」として延長に応じない構えだった。
September 24, 2021 at 09:39AM
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ＳＢＩの新生銀へのＴＯＢ期間、条件付きで１１月２４日まで延長 - 読売新聞
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