東京パラリンピックは2日、東京アクアティクスセンターで競泳があり、男子の鈴木孝幸(34)と女子の山田美幸(14)がともに銀メダルを勝ち取った。鈴木は今大会5個目、山田は同2個目のメダルとなった。
鈴木は、男子50メートル自由形S4(運動機能障害)の予選を全体トップで通過。決勝は出だし、ほぼ横一線の激しい争いとなった。
中盤で、200メートル自由形S4を制したアミ・オマル・ダダオン(20、イスラエル)がわずかにリード。100自由形S4銀メダリストのルイジ・ベジャト(23、イタリア)と鈴木が追いかける展開へと移った。
ダダオンは先行したまま1位でフィニッシュ。鈴木は最後にベジャトを抜き、タッチの差で2位に入った。ダダオンのタイムは37秒21のパラリンピック記録で、鈴木とは0秒49差だった。
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5大会連続出場の鈴木は、8月25日の50メートル平泳ぎSB3で銅、26日の100メートル自由形S4で金、28日の150メートル個人メドレーSM4で銅、30日の200メートル自由形S4で銀の各メダルを手にしてきた。目標に掲げていた、出場5種目すべてでのメダル獲得を達成し、今大会を終えた。
レース後のインタビューでは、「金メダルを取りたかったというのが正直なところなので、今ちょっと悔しいのもあります。でも、全種目でメダル取れたので、そこの目標が達成できたのはうれしく思います」と話した。
「次につながる大会になった」
中学3年生の山田は、50メートル背泳ぎS2(運動機能障害)の予選で全体2位のタイムを出し、決勝に進出。
決勝では、山田がスタート直後から先行し、その左隣のレーンを泳ぐピン・シゥ・イプ(29、シンガポール)がわずかな差で続いた。この2人が抜け出したままレースは進み、中盤でイプが逆転。大きな泳ぎでぐんぐんリードを広げた。
イプは1分2秒04のタイムで優勝。100メートル背泳ぎS2に続く、2冠を達成した。
山田は、4秒94遅れて2位でフィニッシュ。日本のパラリンピック史上最年少メダリストとなった100メートル背泳ぎS2と同じく、銀メダルを勝ち取った。銅メダルは馮雅竹(28、中国)が獲得した。
レースを終えた山田は、「とても気持ちよく泳げたので、アドレナリンがドバドバです」と心境を表現。「初めてのパラリンピックで緊張しましたが、皆さんの期待に応えられたかなと思っていて、とてもうれしいです」と笑顔で述べた。
表彰式後には、「予選ではなかなかいい記録が出なかったり、悩んだりしたんですけど、メダルを2個取れたということで、次につながる大会になったと思います」と話した。
September 03, 2021 at 08:30AM
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【東京パラ】 競泳男子の鈴木が銀、出場全5種目でメダル 女子の山田も2個目の銀 - WEDGE Infinity
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