旧２銀の会員組織「出会い」の場、先行統合三十三銀行発足 - 中日新聞

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リージョネット三重のサイト

　三十三フィナンシャルグループ（ＦＧ）で、三重銀行と第三銀行よりも一年早く一本化した組織がある。銀行の顧客企業の会員組織「三十三ビジネスクラブ」で、会員向け社員教育の充実を図っている。会員組織を運営するシンクタンクは特産品の販売サイトも展開して販路拡大を支援しており、一日発表されたグループの新しい中期経営計画で販売サイトの強化方針が掲げられた。　（磯部愛、清水悠莉子）

　三十三ビジネスクラブは昨年五月、旧三重銀の取引先でつくる「三重銀経営者クラブ」と旧第三銀の「さんぎんビジネスクラブ」が統合して発足した。会員約三千四百社の会員に、経営者から新入社員までに対応した研修会やセミナー、交流会などを用意している。

　クラブを運営するのは「三十三総研」（四日市市）。旧三重銀総研の時代から、会員企業向けセミナーや研修を四日市市、名古屋市などで積極的に催し、一昨年には旧第三銀の調査・研究部門「経済研究所」と一緒になった。

　会員組織を統合した昨年は新型コロナウイルス禍に直面したが、オンラインでもセミナーを開いた。今年は県南部や大阪府などを本格的に会場に加え...

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