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「三色ラメ」「お銀」高級メダカの盗難相次ぐ…1匹5000円相当も - 読売新聞

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 専門店や民家で観賞用のメダカが盗まれる事件が相次いでいる。背景にあるのは、新型コロナウイルス下で在宅時間が増える中、手軽に飼育できるメダカ人気の高まり。中には「泳ぐ宝石」とも呼ばれて高値で売買される品種もあり、1匹5000円相当の高級品種が狙われる事件も起きている。(森永健太)

 「欲しいと思ったが買う余裕がなかった」。4月、福岡県中間市の専門店「めだか一家」からメダカ約100匹を盗んだとして窃盗容疑で書類送検された市内の70歳代の男は、県警折尾署の調べに供述した。同署によると、3月26日未明、屋外の水槽から約100匹(約27万円相当)を盗んだ疑い。自宅でメダカを観賞目的で飼っていたという。

 男性店長(40)によると、盗まれたのは朱色、黒、白の交配種「三色ラメ」(5000円)や、鮮やかな銀色の同「お銀」(4000円)など1匹1500円~5000円の高級品種ばかり。事件後は防犯カメラを増やして警戒を強めた。

 兵庫県たつの市では4月、販売店から13匹を盗んだ容疑で男が逮捕された。さいたま市の男性宅では今月10日、裏庭の水槽から盗まれ、埼玉県警が捜査中。男性によると、20種約1000匹で、1匹1万円の品種も含まれていたという。

 北九州市八幡西区の小浜和人さん(43)は昨年7月、同区に専門店「Ohanaめだか」を副業として開店。趣味で飼っており、「コロナ下で人気が出るのでは」と考えた。1匹100円~10万円の約100種約2000匹を扱う。ネット販売も行い、利用登録は約2000人。毎月100~200人ペースで増え、売り上げも伸びている。

 愛好家でつくる「日本メダカ協会」(広島県廿日市はつかいち市)も、4月までの1年間で会員数が約70人増の約270人に。大場貴保たかやす事務局長は「熱帯魚と違い水温調節が不要で費用がかからない。『おうち時間』が増え、他のペットより手を出しやすいのでは」と分析する。3色模様やラメが入ったものなどが人気で、雄と雌のペアが50万円ほどで売れることもあるという。

 ネットオークションなどでは詐欺まがいの手法もみられ、注意が必要だ。メダカ専門の情報サイト「めだかやドットコム」を運営する青木崇浩さん(44)は「出品された卵が、高級品種に成長するかのように写真で誤解させるケースが目立つ」と指摘。盗難や売買トラブルの対策について、「室内など人目につかない場所で飼育し、購入時は信頼できる販売元か確認してほしい」と話している。

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May 24, 2021 at 12:29PM
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