ドイツ銀行は2019年に株式チームを縮小したが、過去数四半期はリーグテーブルの順位を上げ、今では新規株式公開(IPO)アドバイザリー業務で世界10位に復帰した。「ブランクチェック・カンパニー」と呼ばれる特別買収目的会社(SPAC)のIPO案件が成功に大きく貢献した。
ドイツ銀は、 バンク・オブ・アメリカ(BofA)や JPモルガン・チェースといったウォール街の大手銀よりも多くのSPAC関連ディールをものにしている。
ドイツ銀はSPACが流行するずっと前から関連ビジネスをかなりの規模で手掛けていた数少ない大手の一つであり、現在の熱狂から利益が得られる優位な立場にあった。多くの資本を費やさないという意味でも、同行にとってSPACブームは「特に大きなチャンス」であり、収益力を高める重要なけん引役になり得ると バークレイズは指摘する。
バークレイズのアナリスト、アミット・ゴエル氏は、ドイツ銀のエクイティーキャピタルマーケッツ(ECM)部門について、リストラ後に「はるかに大きな圧力」にさらされると予想されていたが、実際には「SPACブームから力強い恩恵を受けている」と分析。SPACが今後数年の業績好転を支える「大きな柱」になる可能性があると予測した。
事情に詳しい関係者によれば、ドイツ銀は米国のECMチームの人員を19年に約40%減らした。SPACのIPOは長くかかる投資家向けのロードショー(説明会)が必要なく、リサーチアナリストの大きなチームがいなくても構わないという点で、同行にとってうってつけだ。
ブルームバーグの集計データによれば、ドイツ銀はSPACアレンジャーのランキングで昨年の世界8位から今年は5位に躍進した。同行の担当者はコメントを控えている。
原題: Deutsche Bank Rides SPAC Boom to Make League Table Comeback(抜粋)
March 16, 2021 at 12:59PM
https://ift.tt/3lsfGeL
ドイツ銀に思わぬ恩恵、SPACは得意分野-IPO助言も10位に復帰 - ブルームバーグ
https://ift.tt/3ay8us5
Mesir News Info
Israel News info
Taiwan News Info
Vietnam News and Info
Japan News and Info Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "ドイツ銀に思わぬ恩恵、SPACは得意分野-IPO助言も10位に復帰 - ブルームバーグ"
Post a Comment