国内三番手から北京のメダル候補へ−。フィギュアスケートの世界選手権男子フリーが二十七日(日本時間同日)にスウェーデンで行われ、初出場の鍵山優真選手(17)=神奈川・星槎国際高横浜=が、五輪二連覇の羽生結弦選手(26)=ANA=を上回る銀メダル。一九九二年アルベールビル、九四年リレハンメル両五輪代表でコーチを務める父正和さん(49)と「二人三脚」で飛躍を遂げた。
「後悔のない演技ができた。支えてきてくれた方々のおかげで演技力がついたし、自分のこれまでの努力も無駄ではなかったと分かった」
五歳でスケートを始めた鍵山選手は、父の仕事で長野県軽井沢町など国内を転々としながら父と技を磨いてきた。常に一緒だった二人が離れたのは二〇一八年、ジュニアの国際大会の派遣選考会の後。正和さんが脳出血で倒れた。苦難にも鍵山選手は前を向く。自分で練習メニューを組み立てるなど、父がリンクに戻るまで練習に励んだ。
父譲りの表現力にたくましさが加わり、才能は一気に開花した。一九年の全日本選手権で三位、昨年の全日本も羽生選手、宇野昌磨選手(23)に次ぐ三位に入り、世界選手権代表の座に。新型コロナ禍もあり、父と海外の試...
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March 28, 2021 at 03:00AM
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