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3メガ銀、期末の外債含み損1・5兆円…米欧の金利上昇で下落 - 読売新聞オンライン

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 三菱UFJ、三井住友、みずほの3メガバンクグループの外国債券の保有価値の値下がり(含み損)が、2022年3月末時点で計1兆5000億円規模に上ることが、わかった。金利が上昇すると、債券価格は値下がりするため、今年に入って米欧の金利が上昇した影響を受けた格好だ。

 3行それぞれの3月末時点の含み損の規模は、4000億~8000億円規模になる見通しで、22年3月期連結決算の公表に合わせて発表する。

 金融機関は、決算ごとに保有資産を時価評価していて、含み損を資産に反映する。債券は満期まで保有すれば原則、全額償還される。このため、含み損は直ちに損失につながるものではない。3行の外債残高は、それぞれ数十兆円ある保有資産のうち10兆~20兆円で、現時点で経営への影響は軽微だ。

 ただ、3行ともすでに値下がりした債券の一部を市場で売却しており、損失として計上しているものもある。今後、一段と金利が上昇し、含み損を抱えた債券の売却を強いられれば、損失が大きくなりかねない。

 今年に入って、外債の市場金利は急上昇している。米欧の中央銀行がインフレ(物価上昇)対策のため、利上げなどの引き締め策に踏み切ったためだ。米長期金利は昨年末に年1・5%程度だったが、3月末に2・3%まで上昇。現状は3%前後となっている。

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May 13, 2022 at 03:00AM
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