浜銀総合研究所(横浜市)は、民間企業に勤める県民一人あたりの今夏のボーナスが前年比0・7%増の四十四万六千円になるとの見通しを発表した。企業業績の改善を受け、夏のボーナスとして三年ぶりの前年比増となるが、コロナ禍前の二〇一九年夏(四十六万三千円)より低いと見込んだ。
企業規模別では、大企業を多く含む三十人以上の県内企業は前年比0・9%増の四十五万三千円、三十人未満の企業が同0・1%増の二十七万五千円、東京都内など県外の主に大企業で働く県内在住者は同1・1%増の六十三万七千円と予測した。
同総研調査部は「物価が上昇しており、ボーナス増加の実感を得にくいのでないか」と指摘。「ボーナス商戦の盛り上がりに大きな期待は持つのは難しい」とみている。(吉岡潤)
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June 01, 2022 at 05:26AM
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民間ボーナス0.7%増 44.6万円 浜銀総研見通し 3年ぶり増「物価上昇…実感得にくい」 - 東京新聞
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