米国の投資銀行や資産運用会社はついに中国子会社を支配できるようになったが、落とし穴も少なくない
Photo:China News Service/gettyimages
――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」
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米国の投資家は今、過去数十年で最も中国を警戒しているのではないか。両国は緊張関係にあり、おまけに中国不動産開発大手、中国恒大集団の苦境が広範囲に影響を及ぼすとの見通しが市場にのしかかっている。
しかし同時に、中国に進出している米国の金融会社はひょっとすると歴史的な瞬間を迎えているのかもしれない。トランプ前政権との貿易合意の一環として、中国は金融サービス分野の外資規制を緩和することに合意した。ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレーなどの米国の銀行は中国の提携企業と合弁で設立した証券会社を完全子会社化するか、持ち株比率を引き上げている。こうした動きによって米銀は中国国内の投資銀行市場やトレーディング市場にこれまで以上に参加できるようになるだろう。一方、ブラックロックなど米国に拠点を置く大手資産運用会社は巨額の資産の運用を支援する存在としてかつてないほど歓迎されている。
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November 02, 2021 at 01:50AM
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