トマト銀行はタブレット端末を使って口座開設を受け付けるシステムの運用を始めた。従来は手続きに30～40分かかっていたが、書類の記入作業などがなくなり半分程度に短縮できる。インターネット支店を除く全60店舗で導入しており、顧客利便性の向上に加えて行員の事務作業の簡略化につなげる。
対象は同行と取引がなく、普通預金や貯蓄預金、納税準備預金の各口座の開設を希望する人。窓口で行員の指示に従って情報を入力していき、入力内容の修正も容易だ。運転免許証や健康保険証といった本人確認書類を内蔵カメラで読み取ることなどで、紙の使用量の削減効果も見込める。
2月12日から順次、岡山市の本店営業部と同市内の2支店で試験導入していた。中国5県の地銀では、既に広島銀行や中国銀行などが同様のシステムを採用している。
March 09, 2021 at 05:10PM
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トマト銀、タブレットで口座開設 所要時間半分に - 日本経済新聞
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